東頸城(新潟県) 唐野山 (271.4m)  2011年6月5日 (デジカメ忘れのため写真はありません)

所要時間 5:50 林道−−5:55 唐野山 5:56−−5:59 林道

概要
 地形図では破線があるが、実際は廃道に近い。山頂北西側の車道から最短距離で登る。杉の植林帯で籔は薄く道が無くても歩きやすい。山頂にはお地蔵様あり。たぶん城跡で、山腹に段があったり、深い井戸の穴があった。

 唐野山は旧浦川原にある低山で、車道が近くを通っていて地形図だとそこから破線が2方向に描かれているので、割と簡単に登れそうだ。もっとも、道が無くても車道から山頂まですぐ近くだし、標高からしてたぶん杉の植林帯だろうから籔は薄いだろう。

 国道253号線を東に向かい、飯室で南に入り、保倉川を渡って工事中の国道を潜って山本、桜島集落を抜けて唐野山へと続く林道らしき道に入った。標識がほとんど無いので正しい道なのか判断に苦しんだが、地形図のとおりウネウネと上がっていきGPS表示は徐々に接近しており、やっと安心できるようになる。やがて山頂までの距離が100mとなった後は徐々に距離が開いてきて、車道の最高点付近が一番近い場所だった。その手前で破線の起点らしき場所があったが、草ぶれた廃林道だった。そこから上がってもいいが、距離が長くなってもったいないこともあり、最短コースでいくことにした。植生は杉植林帯で籔は皆無とはいかないが、さほど濃くはない。

 法面が低くなったところから斜面に取り付き、杉林の中で灌木が少ない場所をつないで上がっていく。クモの巣が鬱陶しい。左手には小さな尾根があるが、そこを行くより斜面の方が籔が少ないようだ。山頂直下で傾斜がきつくなり、もう山頂というところで籔が濃くなってかき分けて突破すると山頂だった。

 山頂は上部が開けた平坦地で、お地蔵様がまつられた小さな建物があった。南から上がってくる尾根には踏跡は見られず、北東に下る尾根の方は踏跡は薄いがピンクリボンがぶら下がっていたので、ここへのお参りは北東尾根経由がメインのようだ。山頂標識等は無かった。

 帰りも同じルートをとった。

 

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